やわらかな春風に心華やぐ季節となりました。４月は新しい出会いの季節です。

　コロナ禍が続きますが、子ども一人一人を大切にしながら、保護者、地域の皆様と共に学校教育を進めていきたいと思っています。このブログを通して、高陽小学校の風を感じとっていただけたら嬉しいです。

子どもたちが主体的に学びにむかう力を「やる気」としてみた場合、どうすれば子どもたちのやる気を高めることができるのか考えてみました。子どもの学力を木に例えて説明します。

見える学力（知識・技能）を葉、思考・判断・表現は、幹そして、主体的に学習に取り組む態度（やる気）が根にあたると思うのです。

　根は、表面に出ていないのでとても見えにくいのですが、実は学力と密接につながっています。自分の身近な生活とつながったとき、子どもは学ぶ意味を見出し、根を太くしていきます。そうなることで、木の幹は太くなり、葉は元気いっぱいにひろがっていくのです。

　そして、学校の教師や保護者のみなさんは、太陽であり、雨です。太陽や雨（水分）は、木が育つための必要条件です。

どちらか一方だけでは、木は育っていきません。学校、家庭、地域が子どもの学びの土台となっているのです。

　本校では、子どもの学びを学校、家庭、地域で支えていきながら、とくに、主体的に学びにむかう力（やる気）を大事に育んでいきたいと考えています。